夜の水納島

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2010年08月28日 22:56



満月の少し前だったので、月明かりで歩けるくらい明るい夜でした。





海、そして夕陽を堪能したあとは、みんなで楽しいBBQ



もちろん水納島にはレストランもスーパーもコンビニもない。
食べるものや、料理に必要な調理器具など、持参しないといけません。




なんで持って来た食料をこんな感じで船から運び出すのですが
たった1泊だけど人数が多かったのでドでかいクーラーBOXが4個はあったかな。

みんなで協力して、宿泊するコテージまで運び出します。



夜のメニューはBBQ!



はるばる愛知からやってきた美味しい食材に船長が釣ったあのカスミアジも並びます。



どれもこれも動いたあとにお腹ぺこぺこで食べたから美味しい!
それに楽しい仲間と一緒に過ごすってのが美味しさを倍増させる訳です。


BBQなのでもちろん外で食べたけど、水納島って夜はとっても涼しくて汗をかかない!
あと蚊も全くいなくてとっても快適でした。持って行った虫除けも使わなかったよー。
(宮古じゃ夜でもとっても暑いし蚊も多いし、この違いなんだろ〜)






そしてお腹もいっぱいになったら、水納島の夜の恒例行事・・・



でたぁー!!! ヤシガニちゃん!!!


日本では沖縄で生息している、まぁ言うなればヤドカリの大きいやつ?(例えが悪いかな)


今では乱獲されていて個体数がかなり減っているそうですが
ここ水納島では乱獲される事もないので、歩けばそのへんにいっぱいいるそうですよ〜
(私は見守る係でした・・・だって怖いんやもん)





ここでも非常にアクティブな仲間たちは、たった数十分の間でなんと・・・



繋がるくらいいっぱい〜〜〜〜


セミとりみたいな感覚で気軽にこんだけ見つかるんですよ〜水納島スゲー




そんなヤシガニを堪能したあと、
船長の提案で「星を見に行こう!」とみんなで漁港を目指しました



みーんなアスファルトの上に寝転んで、星空鑑賞




BGMは波の音と風の音。見える光は月だけ。見上げるとそこは満天の星空。
程よく温かさの残るアスファルトの上は、世界にここだけしかない極上のベッド。

しばらくこの空間を見て感じて楽しんでいたけど
気がつけば夢の中へ・・・完全に寝てしまっていました。



こうして水納島の1日目が終わったのでありました。





水納島は本当に何もない島です。

何もないけど、普段体験できないたくさんの事が詰まった島です。

何もないのは今の生活から比較するからそう感じるだけで
自然の持っているものを体全体で感じようとすれば、無限大の魅力がある島です。

この時点でたった数時間の滞在だったけど
何もないからって不満もない、不満を感じる事さえ感じさせない。

何もないけど、心は果てしなく豊かになれたような気がしました。


とりあえずここで水納島1日目の滞在記は終了です







ちなみに。。。

気になっている方もいるかもしれませんが、この時、我が家の世界一かわいいPちゃんは
宮古島の平和を守る為に、大好きな犬まっちゃでお留守番という重大任務を遂行していました。



これはさっきの写真。
夜の7時頃から強い雨と鳴り響く雷で超ビビリまくりのPちゃん。
落ち着かなくて家の中をあっちこっちとうろうろしていましたが、ようやく落ち着いたみたい。

明日は晴れると良いね

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