宮古島日和

前回のブログで、落ち着いたかのように見えた
Pちゃんの「鼻から飛び出る膿問題」

ご存知ない方は下記参照。

前回の記事ーーーーーーーーーーーーーーーー


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簡単に解説しますと

持病の腰のヘルニア痛みが現れる
↓
ヘルニアの薬（ステロイド）を飲む
↓
薬の副作用で免疫力が下がり
歯茎が炎症を起こし、鼻から膿が飛び出てくる
↓
膿が鼻に詰まり、呼吸困難のような発作が度々起きる
↓
抗生剤の投与により、落ち着く

というのが、前回までの流れ。


症状が落ち着いたタイミングで、抗生剤を辞めたのですが、
辞めた数日後には、また膿が鼻から出てくるようになり、
再び昼夜問わず、発作が起きるようになりました。

さすがに可哀想で、病院に診察へ行くと（辞めて1週間足らず）
意外に早かったね、、、と先生。

そしてこのままだと、永遠に抗生剤を飲み続けることになるので
膿の原因だと思われる「歯」を抜く事を勧められました。

要は、歯周病ですね。

実はPちゃん、昨年の6月に歯のほとんどを抜いているのです。

原因は私にあります。
Pちゃんの歯磨きを怠ったことにより、歯がボロボロになったから。

歯石取りを目的で行った手術ですが、ほとんど抜くことになり、
それでも先生は、大丈夫な歯を5本残してくださいました。

しかし、結果的には残った歯が炎症を起こして
膿が止まらなくなっていました。


ただ、残っている歯は抜くのが難しい奥歯で
最悪、顎の骨が折れることも覚悟して、手術するかを決めてくださいと
判断を迫られるわけです。。。


ずっと薬を飲み続けるのも可哀想だし、
このまま炎症が悪くなったり、落ち着いたりを繰り返すのも大変だし
今13歳で、まだ手術に耐えられる年齢だし、
このまま放置して手術できない年齢になった時に、歯がまた悪さをしたとき
どうにもならないと思ったので「手術する事」を選びました。


そして、2週間前に手術が行われ、無事全ての歯が抜かれました。
顎の骨が折れることもなく、手術はスムーズだったそうです。


術後のPちゃん。



麻酔の影響で舌が口の中にしまえません。
ボーッとはしていましたが、意識はありました。


そして、全身麻酔のついでに頭のイボも切ってもらいました。



ここ半年で急激に大きくなり、
気になっていたので取ってもらいました。


で、悪さをしていた歯茎の炎症ですが
残っていた右の上の犬歯を抜くと、歯茎に穴が空いていて、
その穴が鼻へと繋がり、たまった膿が外へ放出されていたとのことでした。

穴は溶ける糸で縫ってくださり、無事塞がれました。


そして、2週間経った今、順調に回復し
残っている頭の糸を明日、抜糸することになりました。


手術の次の日の朝から、いつも通りご飯を食べ、
おかげさまで、手術前より元気になったようで、寝起きから家で暴れまわったりと
とっても元気に過ごしています。

歯はなくなっちゃったけど、これで口周りの心配はなくなり、
結果的には良かったと思っています。

もともと、ご飯は飲み込むタイプだったし、
歯があった時と、無い今でも特に食事に問題はありません。

おやつは柔らかいものを、ちぎってからあげています。
私の手から美味しそうに食べてくれるのが、とっても可愛いです。


というわけで、落ち着いたところで経過を忘れないように記録を残すためと、
みなさまへの手術のご報告を兼ねて、このブログを投稿しました。


そもそも、なぜ歯磨きができなかった、、、いや、しなかったというと
Pちゃんを飼い始めた時に、犬が歯磨きをするなんて概念が私の中に全くなかったのです。

ジャーキーや歯磨きガムを食べさせたら、
勝手に綺麗になっているものだと思い込んでいたのが、
数年後、こういう結果を招きました。

知らないって怖いです。

私が言うのもなんですが、今後犬を飼い始める方がいらっしゃったら
しっかり歯磨きをしてあげてくださいね。